死にたい
もっとシンプルに生きられると思っていた。
当たり前に結婚して、家庭を持って、家を建てて、普通の幸せを掴んで大人になっていくと思っていた。
毎度恋愛する度に、
「わたしは誰かと一緒にいるべき人間じゃない。
一緒にいる人を不幸にしてしまう。巻き込んでしまう。」と感じる。
今回だってそうだ
わたしさえ居なければ彼女が泣く必要もなかった。彼だって毎日広い家で湯船に浸かることだってできただろうに。暖かい家族に守られて愛されて幸せになれただろうに。
お金持ちになりたいとか、有名になりたいとか、そんなのは全くなくて、ただシンプルに家庭を持って、帰れる自分の家を、誰かが待っていてくれる幸せが欲しかっただけなのにな。
欲張りだったのかな。死にたい